今回は北名古屋市での井戸埋め工事を紹介致します。
この工事も写真や動画を撮りましたから、作業の流れがわかりやすくなっていると思います。
今回のこちらのご主人、堀井戸をきちんと埋め戻したいとのことで私達のホームページを見つけて電話をかけてくださいました。
こちらの井戸の特徴は屋内に設置されていて深さ2m50ぐらいで浅井戸なんですが、井戸の枠が瓦で組んであるのが非常に珍しもので、瓦・施工法等、希少価値があると思います。
井戸の状態ですが、今回は、ゴミが入っていなく非常にきれいな状態ですが、井戸の水が思っていたよりよく湧いて、砂が水と一緒に大量に出てきてあまり吸い出すと砂が巻き上がって井戸の底が壊れる恐れがありましたので作業の方は慎重に行いました。
今回の作業の流れ的には井戸の作業用の櫓を組んで井戸の水を吸い出してゴミ等を綺麗に掃除をして、元掘っていたところまで土を出します。その状態で井戸の壁面をブラシで掃除します。
いったん作業を止めて、目抜きした竹を井戸に入れてお祓いを行います。
今回は井戸の下部の瓦を割り、井戸上部分の取り除きのため地表から1.5m~2.0mぐらいまで川砂を入る作業を行います。
砂入れの途中で、作業中に水を入れて人工的に下げます(水締め)
井戸の上部は一枚一枚取り除いて、川砂を入れ、水で締めて地上に来るまで砂入れと水締めを繰り返します。
地上まで砂が盛られたらもう一度お参りして、工事完了といった流れになります。
今回、施工した工事の流れも他の地方では変わることもありますので、注意してください。
あとそのままでは竹の口からゴミが入ってしまいますので、陶器製のものでフタをしてあげましょう。
今回のご主人は自社のホームページをご覧になられて電話をいただきました。
たしかにお客様からすればサイトを見るだけならともかく、電話をするといったことはなかなか出来ないと思います。周りの方からは、「電話を貰えるってことはすごいことなんだよ。」みたいなことを言われて、なるほどな~と思いました。
このご主人に自社のサイトをほめていただいてこのサイトを立ち上げた甲斐があったものです。ご主人、ありがとうございました。m(_ _)m
これからも電話をかけやすいサイト作りを目指していきたいと思います。
他の業者さんは塩ビパイプでの施工方法や掃除、お祓い等をなされないことが多いようですが、その施工方法で納得がいかないお客さんがよくこちらへの仕事の依頼が多いです。井戸の中へ入ってでの作業は経験がないと危険なので作業には危険予知等の判断が非常に重要です。